第14回Japan IT Week秋幕張メッセへ出展します

ルート・シーはおかげさまで25周年を迎えることができました。

一重にご相談をいただきましたお客さま、ならびに長くご愛顧いただいているお客さまのおかげでございます。心より感謝申し上げます。

さて、ルート・シーは、10月25日(水)から開催される、Japan IT Week 秋 幕張メッセに出展させていただくことになりました。そこで出展に至る経緯や取り組みについてご案内させていただきます。

1.出展目的

ルート・シーは創業より25年もの間、web周りのシステム開発から、webサイト設計や構築までサービスをご提供して参りました。昨今では、アクセス解析やUXリサーチ、a11y(アクセシビリティ)の改善コンサルや実装に至るまで、様々なサービスを展開するまでに至っております。

弊社にとって2023年は25周年の節目となります。8月に新年度を迎え、更により良いサービスをお客さまへご提供できるように、様々な社内プロジェクトを発足しています。展示会への出展プロジェクトもその一端を担うものでございます。

「知ってもらえなければ、困っているお客さまのお役に立つことができない。」

展示会への出展プロジェクトは、多くのお客さまへソリューションをお届けするきっかけの創出と、お客さまの声を直接伺うことで、新しい市場課題(ルート・シーの新しいミッション)を発掘する事を目的として発足いたしました。

2.展示会への出展プロジェクト発足に至る分析

展示会への出展プロジェクトの発足においては、事前にルート・シーの社会的価値について議論し、取引内容の分布確認、4P分析、PPM分析を行ったうえで、CTQ Treeより導き出した結論です。

  • 取引内容の分布確認(主に相対度数分布より検証)
  • webサイトの目的は達成できているのだろうか?
  • いまよりコストを削減する方法はあるのか?

これらの分析結果より、以下のシンプルな回答まで情報を整理しました。

  • ルート・シーのお客さまは一度きりのお付き合いが少なく、上場企業さまから中小企業さままで、業界を問わず長年ご愛顧いただいている。
  • ルート・シーは、広く多くのお客さまへサービスの種類や品質をお伝えすることができていない。

この結果として導かれた課題は、
「知ってもらえなければ、困っているお客様のお役に立つことができない。」
という事でした。

3.展示会とUX

ここで、ひとつ検証してみたいと思います。
あなたは恋人への誕生日プレゼントを考えています。 これから選ぶのは、銀色のネックレス。展示されている商品の価格は次の三つです。

A.39,800円
B.50,000円
C.80,000円

どれも見た目のデザインは似たり寄ったりで、あまり差があるようにも感じません。
当初の予算は、60,000円までと考えていましたが、銀行に行けば、80,000円も買うことはできます。さて、あなたはどれを購入したいと考えますか。

私たちは、検討をする場合、おそらくAかBの二択になるのではないかと仮説を立てました。
では、AとBはシルバー(銀)で、Cはプラチナだと知ったらどうでしょうか。

【プラチナの価値】
市場でプラチナは、シルバーの約50倍程度の価格で提供されています。シルバーは硫化による変色が起こりやすく、対してプラチナは耐食性があるので、変色が起こりにくい金属です。また強度も圧倒的に高く、産出場所が限られていることもあり、希少価値がとても高いのです。

実際に使用すると、その品質はより具体的に体感として得られるものになります。この「具体的に体感として得られるもの」や、また「この体感が末永く続く価値」そして「この価値あるものを贈ったという自負」「恋人からの感謝」そういった価値体験全体を対象とした概念が、昨今UX(ユーザーエクスペリエンス)と称されて、重要視されるようになった考え方です。

ルート・シーは、プラチナ品質のwebサービスを目指しております。

考え抜かれたUI(ユーザーインターフェース)は、ユーザーに良質なUX(ユーザーエクスペリエンス)を提供してくれます。また、a11y(アクセシビリティ)を追求することで、そのwebサイトやアプリケーションは長くご利用いただけるものとなります。

  • UI…User Interface(ユーザーインターフェース)とは、利用者とサービスを繋ぐ接点。主に表示画面などを指す。
  • UX…User eXperience(ユーザーエクスペリエンス)とは、体験や体感。主にサービスを通して得られる体験を指す。
  • a11y…Accessibility(アクセシビリティ)とは、情報へのアクセスのしやすさを指す。

しかし高品質なUIやUX、a11yを実現するための内部設計や実装するシステムは、見た目のいわゆるデザイン(意匠)だけでは判断しにくいものです。運営側ではサイトを運用する体験からそれを知り、閲覧ユーザーはwebサイトやアプリケーションを利用する体験から、それを知ることができます。

わたしたちはUI/UXを追求してきたからこそ、テキストやイメージだけで、これをお伝えする難しさをよく知っております。そのため、直接お客さまとお会いして、お客さまの「サイト診断」を通してご説明させていただく方法を検討いたしました。それが、この展示会への参加プロジェクト発足の起因となりました。

4.プロジェクト発足直前のヒストリー

昨今では提供価格を下げるために、テンプレートを使用した量産型のwebサイトも頻繁に見かけるようになりました。量産型の場合は、画像素材などを差し替えることで、見た目だけを変更することができるので、安価で提供しやすくなります。

しかし、各社のビジネスモデルや、サービスの特性、利用されるユーザーの事を考えて設計をしていないことから、UIやUXにおいてはお客さまの伝えたい企業価値や意図の訴求が不十分になってしまいます。

ルート・シーには、高品質のwebサービスを提供できる自負があります。大手・中小企業さまを問わず、webサイト制作やアプリケーション開発後も長年ご愛顧をいただいていることこそが、その根拠となります。

「それをどのようにお伝えするか。」難題です。

最終的に結論を出したのが、展示会に出展して直接お客様にお話をさせていただく方法でした。この結論に至ったのが、8月の間もなくお盆を迎える時期でした。10月に「Japan IT Week秋」が幕張メッセで開催される。普通に考えれば1月の名古屋開催か、来年に出展するのが安全策でした。

ルート・シーは品質にこだわる会社です。品質を保てないのであれば、勢いだけで出展を決定することはございません。

ですが、見つけた課題から目を逸らすこともいたしません。まずは実現する方法をとことん考え抜きます。あらゆる手段を検討して実行に移します。そして、私たちの出した答えは、この期間でも品質を維持し、サービスを提供できるというアクションプランでした。

ルート・シーが品質にこだわる会社である以上、アクションを決めたら手を抜きません。それはwebサイトの制作やアプリケーション開発、アクセス解析やUXリサーチ、a11yの実装や改善コンサルに至るまで、ご提供しているサービスへの考え方と変わりません。

そして現在、急ピッチで準備を進めております。

5.展示会場でのおもてなし

ルート・シーのブースでは、ご来場者さまにサービスの品質を少しでも体感していただけるように準備を進めております。

サービス内容のご案内をさせていただくだけでなく、その場でご来場者さまのサイトを診断させていただき、課題点などのご相談を承ります。またGA4によるサイト解析で、レポート作りにお困りのお客さまには、ルート・シーオリジナルのテンプレートをご提供させていただきます。その他にお悩みごとや検討事案、ご質問などがございました場合につきましても、無料相談としてお話をお伺いする準備を進めております。

【展示会場でご用意をしているサービス】

  • お客さまのサイトをその場で検証させていただく、サイト診断の無料実施
  • GA4のレポートを自動化できる、Looker Studio(ルッカ―スタジオ)テンプレートの無料配布
  • 各専門員による無料相談会

※各種サービスをご希望の場合、お名刺交換が必要です。

Japan IT Week 秋 幕張メッセのデジタルマーケティングEXPOの会場でお待ちしておりますので、ご興味をいただけましたらぜひご来場ください。

ルート・シーのスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

詳細情報

Japan IT Week【秋】
会期:2023年10月25日(水)~10月27日(金)
会場:幕張メッセ
詳細:2023年10月25日~27日Japan IT Week【秋】に出展します

関連リンク
第5回Japan IT Week関西 Web&デジタルマーケティングEXPOに出展しました

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