ルート・シー辻 友崇に、代表取締役就任について聞いてみました

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ルート・シー辻 友崇に、代表取締役就任について聞いてみました

2019年2月1日付で、安間 雄一郎が代表取締役を退任し、取締役会長に就任するとともに、取締役 辻 友崇が代表取締役に就任しました。
そこで広報の近藤が新代表の辻に、今後のルート・シーについてインタビューをしてみました。

プロフィール

聞かれる人
辻 友崇 代表取締役
最近のニュースは、安美錦関に似ているとお相撲さんに太鼓判もらったこと。
聞く人
近藤 優大
最近のニュースは、プランニング部部長になったこと。

設立20周年の区切り、継承と改革

設立20周年という年に代表変更とした経緯を教えてください。
「System Engineering Association(SE集団)として、業界の根幹(root)になれる存在を目指す。」というルート・シー設立当初の目標は、時代と共に「System」から「web」へ、業務範囲も「システム」だけでなく「デザイン」や「サイト運営」へと広がりました。そして、20年を経たいま、「IT(情報技術)」という原点を見つめ直した時に、「web」に留まらず、さらなる次のステージに進みたいと考えるようになりました。

そして、2年前、ルート・シーの企業理念を見直すという動きの中で、ミッション「Think root, Make MIRAI」、ビジョン「圧倒的ヒト志向」を新たに策定し、ヒトの喜びや幸せの根源に深く向き合い、そのことに「IT」をかけ合わせることで生まれる未来を切り拓きたい。そう思いました。

そこで、まずは20年を一区切りとし、次なる継承と改革に取り組むため、そして、その強い想いを社内はもちろんのこと、社外にも示そうと安間と話し合い、代表の変更を決断しました。

昨年の全社総会で、前代表の安間さんに「安間さんが社長でなければここまで来られなかった」と言っていましたね。

そうですね。これは一番近くで見ていた私だからこそ言えることかもしれませんが、創業時は予想を上回る様々なことが、突発的に何度も起き、それらに一喜一憂していると身が持たなくなります。ですが、安間の性格なのか、もう少しルーツを辿ると、南アフリカ生まれ、インド育ちという誰にもかなわないインパクトのある生い立ちなのか、「必要以上に悩み過ぎない」ということも大事な要素であったと思います。

その一方で、好奇心や観察力が人の何倍もあったり、人への思いやりや優しさ、許せる強さを感じることも多かったり、攻守のバランスが極めて高い頼れるパートナーだと思っています。今後は会長としてオモロイ何かを探し続けることはもちろん、引き続き経営のサポートもお願いしています。

目指すのは「安定感バツグンのくせに、挑戦的な会社」

さて、辻さんが見てきたルート・シーとは、どんな会社ですか?

ルート・シーの強みは?と聞くと「安定感のある」「信頼感のある」「居心地のよい」という答えが返ってくることが多く、この20年をかけて構築できた1つの財産だと思っています。

これらは簡単そうで実際にはとても難しいことでもあり、これらを築いてこられたことはスタッフの皆さんのおかげです。ここで改めて感謝いたします。

でも実は、私はこれについて物足りなさを感じていて。「もっとチャレンジ・スピリットあふれる集団でいたい。」と強く思っています。

そこで、これからは「安定感バツグンのくせに、挑戦的な会社」を目指したいと思っています。

安定感バツグンのくせに、挑戦的。たしかに「挑戦的」というのはいまのルート・シーにはあまりないキーワードかもしれません。挑戦していくために辻さんが抱いているビジョンはありますか?

以前社内でスタッフに話した、ルート・シーが次のステージに行くために必要だと思っている3つのことがあります。

  • ブランディング
  • グローバル
  • エクスペリエンス

「ブランディング」の強化で価値を高め、「グローバル」な視点で世界を広げ、「エクスペリエンス」、中でもリアル・エクスペリエンスで成功体験を積む。

ルート・シーに関わるすべての人が、仕事を通じて成長し、より豊かな自分を体感できる会社になれることを目指したいと考えています。

恐れずにチャレンジすることができる環境へ

なるほど。エクスペリエンスという言葉は、今後ルート・シーが屋台骨とするべく取り組んでいる「UX(User Experience/ユーザー体験)」にも通じるものですね。中でも「リアル・エクスペリエンス(実体験)」を大切にしていきたいと。

そうですね。この「エクスペリエンス」には、特に追加したい大切なことがあります。
それは「失敗」の経験も積むこと。そして、そこから学ぶことです。

ルート・シーでは、これから「失敗と失敗の共有」を推奨したいと思います。失敗の共有をしたヒトを評価する制度を考えてもいいのではないかと思っているくらいです(笑)

恐れずにチャレンジすることができる環境へ。「挑戦的安定志向」で行きたいですね。

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