このままで大丈夫?「古い」コーポレートサイトの5つのリスク

このままで大丈夫?「古い」コーポレートサイトの5つのリスク

こんにちは。
ルート・シー営業の辻谷です。

お客さまとお話をしていると、「ホームページを作ってから数年経ったし、そろそろリニューアルが必要かな?でも何か問題が起きている訳じゃないし、まだ時期じゃないかな」といったお声を伺うことがあります。
古いサイトのままではなんとなくよくない気がする反面、費用と時間をかけてまでリニューアルをする必要があるのか判断がつかない、そんな方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、古いwebサイトが抱えるリスクについてお伝えいたします。

古いwebサイトのリスク

まずは、webサイトが古いままであった場合の代表的なリスクを見てみましょう。

①イメージを損なう
②検索順位が低下する
③運用コストが嵩み続ける
④セキュリティが脆弱になる
⑤マーケティングのチャンスを逃す

①貴社のイメージを損なう

webサイトは企業やサービスの顔です。古いデザインではお客さまからマイナスのイメージを持たれるリスクがあります。例えば更新頻度が低いwebサイト、前回の更新が1年前といったサイトは、お客さまを不安な気持ちにさせます。
また、現在はスマートフォンでの閲覧が主流になりつつありますが、レスポンシブwebデザインになっておらず、最適化していないページをスマートフォンで開いた時には「昔のサイト」「使いづらい」という印象を与えてしまいます。最悪の場合、中を見てもらうこともできない、といったことが起こります。
放置されたままのwebサイトは、企業そのものへの信頼を損なうことに直結してしまいます。

②検索順位が低下する

たくさんのユーザーへコーポレートサイトに訪れてもらうためには、Googleで検索上位に表示されることが必須です。検索順位はGoogleの検索エンジンのアルゴリズムによって決まります。簡単に言えば上位表示されるのは「ユーザーが使いやすく」かつ「ユーザーに有益な情報を提供している」サイトです。
例えば、レスポンシブwebデザインで構築している、表示スピードが速い、情報の更新頻度が高くコンテンツの質が高いといったサイトは上位に表示されます。こういった対策をとらないままだと、検索順位が上がらず、せっかくwebサイトを所有していてもそもそもユーザーに見つけてもらえません。

③運用コストが嵩み続ける

情報の更新、製品情報登録、コンテンツの作成などを行う際、その都度、web制作会社に依頼をしているという企業さまがいらっしゃいます。その費用はなかなかばかにならないのではないでしょうか。
CMS(Contents Management System)という専門知識なしでWebページの更新・追加が可能になるシステムを導入することで、好きな時に自社でwebサイトから情報が発信できるようになります。初期費用はかかるものの、長い目で見ればそちらの方がコストが下げられるといった場合は少なくありません。更新の全てを制作会社に任せたままにしているのはとてももったいない状態かもしれません。

④セキュリティが脆弱になる

インターネット上にある全てのコーポレートサイトには情報の改ざんや個人情報の流失といったリスクがあります。その手口は年々巧妙となり、対策を行ったからといって100%安全と言うことは出来ません。しかし、対策を行うことでその確率を下げることはできます。
特にSSL(Secure Sockets Layer)という訪問者のブラウザとサーバー間のデータ通信を暗号化する技術の導入は必須です。ちなみに、SSLが導入されていないサイトでは「保護されていない通信」という警告が常時表示されてしまいます。自社の情報を守るためにも、対策をとっている姿勢を示すためにも、放置せずに一度自社サイトのセキュリティを確認していただけれればと思います。

⑤マーケティングのチャンスを逃す

インターネット上にコーポレートサイトを公開する大きなメリットの一つは、ユーザーの情報を得る事ができるという点です。分析ツールを導入することで、ユーザーが初めてサイトに訪れたのか・リピーターなのか、どのページがよく見られているか、どんなキーワードで流入したのか、訪れた方の何人がお問合せに繋がっているのかといった情報を知ることができます。
ニーズや戦略に合わせて、サイトの改善を行うことでよりビジネスチャンスの拡大ができます。また、得られる情報はリアルマーケティングで活かせる場合もあります。情報の宝庫になりえるコーポレートサイトを放置しているとしたら、大きなチャンスを逃している状況です。

いかがでしょうか。
自社のwebサイトはそれぞれ対策がとれている状態でしょうか。

古いwebサイトとの向き合い方

先にあげたとおり、webサイトを放置している・うまく活用が出来ていないのはとてもリスクがあり、非常に「もったいない」状態です。しかし現状が「古いwebサイト」であるなら、それは「伸びしろ」がたくさんある状態だとも言えます。改善を行うことで、ユーザーに喜ばれ、貴社のビジネスに寄与するwebサイトにするチャンスがまだまだたくさんあるということです。

と言っても「自社のサイトに問題があることはわかったけれど、どこから手をつけたらよいのか」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。また、古いwebサイトを生まれ変わらせるためには「フルリニューアルをするしかない(そんな費用も時間もない)」と思われている方も多いのではないでしょうか。現状のサイトが放置されているのもこういった不安が重なった結果かもしれません。

しかし、私たち制作会社としては「なんとなく自社のホームページがよくないと思う(どこが課題で、どう改善したらいいかはわからない)」という時点からご相談していただければと考えています。
例えば、体調が悪くなった時に病院に行かれるのは「なんだか体調がよくないと思う(どこが悪くて、どう治療したらいいかはわからない)」という状態であるのと同じです。何が課題で、どう改善するかを検討するのは制作会社の仕事です。違和感を感じた時点でまずはお気軽に相談をしていただくことをオススメします。

唯一お願いしたいことがあるとすれば、それは「webサイトと向き合ってほしい」ということです。何のためのサイトか。誰のためのサイトか。どんなサイトであって欲しいか。そういった点さえ明確であれば、分析と改善方法の提示は制作会社が行います。
ちなみに、改善方法は必ずしもフルリニューアルとは限りません。トップ画面だけ変える、ヘッダーフッターを変える、コンテンツページを追加する、現状のwebサイトとは別にサービスのLPを作成する・・・など、部分的な修正・制作を行う場合もあります。

最後に

ここまで古いサイトのリスクと向き合い方についてご説明しました。webサイトは企業の顔であり資産です。もし貴社のwebサイトが現状リスクだらけだとしたら、それは大きな可能性を秘めているということかもしれません。ぜひこれを期に、一度貴社のwebサイトとむきあっていただきますと幸いです。

自社のwebサイトにはどんな課題があるのか?どこから改善するとよいか?といったご相談がありましたら、ぜひお気軽にルート・シーにご相談ください。

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