ルート・シー初のオンライン全社総会にみる、「一体感」と「カイゼン」の志。

ルート・シー初のオンライン全社総会にみる、「一体感」と「カイゼン」の志。

2020年8月21日、ルート・シー全社総会を開催しました。
今回は初の試みとなったオンライン(Zoom)での実施。オンラインならではの工夫ポイントや、毎年全社総会で行われる各種表彰の中の一つ、「T.R.S.(とっても理想的なS目標)」の内容をご紹介させていただきます。

一体感を醸成するためのZoom背景や音響効果。

今まで全社員が一堂に会して行っていた全社総会がオンラインで行われることで、一番懸念されるのは「オフライン(対面)と同じ一体感を持てるのだろうか?」という点ではないでしょうか。

そこでまず、オンライン総会で使用するZoomのバーチャル背景画像を作成し、参加者が同じ空間にいるような一体感を演出しました。
ルート・「シー」の海モチーフを楽しげな雰囲気で配置し、参加者を一覧で見たときに規則正しく配置されないよう、3パターンを作成。おおよそ均等になるようスタッフに割り振りました。

Zoom背景画像
一気に明るい印象に。(パソコンの環境によりアート化する人も…!)

また、総会の冒頭で昨年の全社総会での様子のスライドショーを流したり、休憩時間にBGMを流したり、また表彰時にはドラムロールや歓声などの音声を流したりと、極力楽しい雰囲気が出せるように工夫し、逆に今までのオフラインにはなかった「みんなの笑顔が見える」総会となりました。

T.R.S.に見る、ルート・シーの「カイゼン」。

ルート・シーでは、毎年社員ひとりひとりが一年を通して自分のスキルアップと、所属部署の年間目標に紐づいた「S目標」というものを設定します。

そのなかで最も理想的だったS目標を各部の部長が推薦し、いわゆるMVPを表彰するのが「T.R.S.(っても想的なS目標)」です。今回は2名がT.R.S.を受賞し、目標の取り組み内容を発表しました。

職能等級フレームに則ったスキル基準の設定

発表者:大阪webソリューション事業部プランニング部Directionグループ 林

評価ポイント

Directionグループの等級制度として、実用化に向け全く問題ないレベルのスキル要件をまとめ上げた。今後数年にわたって役に立つものを作成した点を評価。

林プレゼンテーション画面
  • 漠然と把握している「誰が何に強いか・チームとして弱い部分」を整理
  • ディレクターの仕事内容や他社の教育制度を調査、掘り下げ
  • メンバー間で補いつつ、教育で強みを伸ばしていくという今後の課題

など、この目標を設定した経緯や目的、途中工夫したポイントなどが発表されました。

デザイングループ全体のアサイン管理と稼働マネジメントにより、個人・部の目標達成に貢献

発表者:東京webソリューション事業部UX/UIグループ 喜多

評価ポイント

制作グループリーダーとして、グループ全体のアサインからチェックまでのフローやツールの整備。稼働管理による1件でも多く内製するための工夫を、汎用性・応用性の高い取り組みとして評価。

喜多プレゼンテーション画面

結果として利益アップにつながったこの目標の取り組みでは、

  • 全職能にとって実践することが負荷にならないフロー・ルールの仕組みにすること
  • コミュニケーションによるマインドの共通認識化
  • 本人のモチベーション含め、効果を最大化する人員の組み合わせ

などといった点を考慮しながら設計されたという内容でした。


通常、目標設定というと「〇〇を達成」「技術取得」など個人単位の目標を設定することが多いかと思いますが、ルート・シーではその影響範囲が所属部署全体だったり、大阪・東京をまたにかけた全社にまで及ぶというものも少なくありません。

今回は特に、両者の内容は違えども「必要だから自分で改善しよう」という姿勢が評価されたことが、非常にルート・シーらしいと言えるかもしれません。

まとめ

初のオンライン実施だったルート・シー全社総会。
代表の辻が今期の方針について説明したセッションでは、Zoomのチャット機能で質問や意見が活発に出るなど、過去の対面形式にはなかった盛り上がりも得ることができました。

また総会後に、最近入社したメンバーから「社長に直接意見ができるなんて」といった声もあり、ルート・シーらしさがより出た総会になったのではと感じています。

コロナ禍で原則リモート勤務になったルート・シーですが、これからも一体感を失うことなく邁進していく所存です!

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