ホーム > 実績 > PV数2.5倍を実現。 「京阪バス」の採用ブランディングとサイト再構築

PV数2.5倍を実現。
「京阪バス」の採用ブランディングとサイト再構築

  • 採用サイト

京阪バス株式会社 採用サイトリニューアル

概要

「若い人材の採用」に苦戦していた京阪バスさま。
業界には「体力的にきつそう」「長時間労働で大変そう」というイメージが根強く、応募数の伸び悩みが課題でした。

そこで、ルート・シーでは、京阪バスさまで働く意味や誇りを再定義しました。その「本質的な価値」をデザインとコンテンツへ昇華させ、採用サイトを一新 。

その結果、表示回数(PV)が約2.5倍、応募ページの表示回数が約3.6倍と大幅な増加を実現しました。

 

課題
  • 若い人材の採用に苦戦
  • 業界全体にネガティブなイメージがついている
  • 求職者が必要な情報にたどり着けない
  • デザイン・レイアウトが古くなっている
  • 応募に繋がるコンテンツが不足
  • 情報更新をタイムリーに行えていない
実施内容
  • 「京阪バスさまで働く意味」を再定義
  • イメージを刷新するデザインの展開
  • 職場をリアルに感じるコンテンツの制作
  • 運用効率化と応募導線の最適化
成果
  • 表示回数(PV):約2.5倍へ増加
  • 応募ページの表示回数:約3.6倍へ急増
  • 新設したインタビューや動画コンテンツが活発に閲覧される

 

深刻な採用難と旧サイトの限界

先行する「大変そう」なネガティブイメージ

京阪バスさまでは、さらなる組織の活性化に向けて「若い人材の確保」は最優先のミッションでした。
しかし、業界全体の「体力的な負担が大きい」「大変そう」などのイメージが先行し、採用活動は苦戦。

本来、バス会社とは「地域の暮らしを支える、住民にとってなくてはならない存在」です。
京阪バスさまは「この仕事の誇りを感じてほしい」「バス会社の大義を伝えたい」という強い想いを持たれていました。

アクセスの97%が2ページに集中。機能していなかった導線とコンテンツ

旧サイトでは「トップ」と「運転士募集」の2ページだけで、全体の約97%のアクセスを占めていました。
コンテンツが不足し、各職種の「仕事のやりがい」や「リアルな魅力」をアピールしきれていなかったのです。
福利厚生や各職種の詳細まで、深く理解してもらうコンテンツや応募につながる導線が必要となっていました。

 

制作ポイント①京阪バスで働く意味を再定義。「本来の魅力」を伝えるコンセプト設計

今回のリニューアルでは、京阪バスさまで働くことの「社会的役割」や「やりがい」を再定義することからはじめました。
これまでは「きつい」「大変」というイメージに隠れてしまっていた、公共交通機関としての「本当の価値」に光を当てるためです。

実は、この「働く意味の再定義」は求職者だけに向けたものではありません。
インナーブランディングを兼ねており、現役社員のモチベーションを高める目的もありました。
実際の運行現場では、バスの利用者から厳しいご意見をいただくことも。日々の業務において、社員が高いモチベーションを保ち続けることは簡単ではありません。

京阪バスさまからは
「社員が初心に戻り、新たな気持ちで仕事に取り組めるようにしたい」
「求職者だけではなく、社員にとっても魅力あるサイトにしてほしい」
とのご要望をいただいていました。

 

そこでルート・シーでは、サービスの持つ「2つの側面」に改めて注目し、以下のテーマを設定しました。

①地域を支え、人と街をつなぐ「優しさ・温かみ」
②人命を預かり、確実・安全に送り届ける「真面目さ・堅実さ」

デザインでは人と街をつなぐ「温かさ」を演出し、コンテンツでは安全を守る「誠実さ」をプラス。
京阪バスさまの「本来の魅力」を言語化し、求職者だけでなく現役社員の心も動かす採用サイトを設計しました。

 

制作ポイント②温かみのあるピンクと独自のあしらいで、やわらかさを演出

先ほどのテーマを踏まえ、デザイナーが効果的な配色・モチーフを論理的に設計。
配色には「温かみあるピンク」を採用し、「地域を支え、人と街を繋ぐやさしさ、温かみ」を表現しました。
さらに、オリジナルデザインとして円形の重なり(あしらい)を背景に配置しました。
このあしらいは、人と街が繋がり無限に広がっていく様を表現しており、全体的にやわらかさを印象づけています。
これにより、京阪バスさまからのリクエストである「女性バス運転士の採用強化」を促進しました。

 

制作ポイント③:動画×インタビューで、働く人の魅力と「堅実な仕事ぶり」を伝える

働く環境をより具体的にイメージできるようにコンテンツを大幅に拡充しました。
現場の魅力を伝えることはもちろん、現役社員が「仕事の誇り」を再認識できる要素も取り入れています。

インタビュー記事では、仕事内容だけでなく「お客さまに顔を覚えてもらえた」「地域の暮らしを支えている実感がある」など、日々の業務における「誇り」を言語化。社員のリアルな声として「本来のやりがい」を訴求しました。

 

また、運転士だけでなく、整備士や総合職なども出演する動画を制作。
普段は見ることのできない整備風景や社内での様子を収めています。
「すべての職種が一体となって地域を支えている」という姿勢をアピールしました。

これらのコンテンツは、職場の温かみや人の魅力を伝えるだけではありません。
プロフェッショナルとしての「堅実な仕事ぶり」を伝える役割も担っています。
京阪バス社員のリアルな声や誠実さを伝え、求職者・社員ともに「ここで働くことの誇り」を改めて感じてもらうことを目指しました。

 

制作ポイント④:運用更新の効率化とスムーズな応募フォームの構築

旧サイトでは、社内の承認フローや役割分担が複雑であり、運用面にも課題が。スピーディな情報発信ができていませんでした。
そこで、CMS(更新システム)を構築し、その中に「2段階のチェック(承認)フロー」を導入。
これにより、スムーズかつ安全にサイトを動かせる体制を整えました 。

また、「応募フォーム」には、応募管理ツール(kintone)を取り入れています。
スマホで履歴書や証明書の添付を可能にしました。
求職者の応募へのハードルを下げるとともに、社内での管理コストも削減しています。

 

PV数が約2.5倍、応募ページ表示回数は約3.6倍へ急増!

リニューアル後は、表示回数(PV)が約2.5倍、平均滞在時間が約1.6倍へと急増!
新しく制作した各コンテンツにもしっかりアクセスされていました。

さらに、応募ページの表示回数は約3.6倍へと大きく増加。
「求職者を惹きつけ、サイト内をしっかり回遊させる」
「各職種のやりがいや福利厚生まで深く理解してもらう」という導線設計が成功した結果となりました。

 

まとめ:企業の「本当の魅力」を見つけ、伝える

京阪バスさまで働くことの「本当の魅力」とは何か。
今回のプロジェクトではそれを深く掘り下げ、デザインとコンテンツに昇華。
その結果、求職者の共感を生み、応募を後押しするサイトへとリニューアルしました。

 

採用がうまくいかない理由は、デザインや応募フォームだけではありません。
企業が持つ「本来の価値」が求職者に伝わっていないケースも多いです。
ルート・シーではクライアントさまの「本来の価値」を一緒に見つけ出し、形にします。
どのようなお悩みでも構いません。ぜひ一度、お聞かせください 。

お問い合わせはこちら

 

公開日:2025年12月
対応内容:要件定義/情報設計/デザイン/取材・ライティング/撮影・動画制作/CMS構築
URL:https://www.keihanbus.jp/recruit/

お客様の声

<サイト公開後の反響>

文字中心だったサイトから、アイコンや写真を多用した視覚的なデザインに刷新したことで、求職者から「とても見やすくなった」と好評です。
また、動画や社員インタビュー記事を盛り込んだことで、各職種のやりがいや苦労したこと、それをどう乗り越えたのかまで、しっかり伝えることができるようになりました。
結果として、採用数が前年同期比で約1.6倍に増加するという大きな実績につながっています。
さらに、インタビューを受けた社員にとっても、これまでのキャリアの棚卸しや振り返りを行う良い機会となり、モチベーションが再向上するという嬉しい効果もありました。

 

<ルート・シーの印象・今後の展開>

Webの知識が乏しく、オーダーも抽象的だった私たちの理想を「かたち」にしてくださり心から感謝しています。
「こんなことがしたい!」という突拍子もない要望にも常に真摯に向き合い、難しい場合は必ず的確な代替案もセットで提案してくださったのが印象的です。
今回のリニューアルで、自社採用サイトという「器」の強化に成功しました。今後はこの器を活かし、効率よくターゲットを呼び込めるよう、次のフェーズへ進んでまいりたいと思います。