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月間数百万PV、毎日20〜30件の更新。
大手インフラサイトを支える運用の裏側。

大手インフラ企業 大規模webサイト運用

プロジェクト概要

月間数百万PVが集まる大手インフラ企業の公式情報サイトでは、社内の複数部署から1日あたり20〜30件の更新依頼が届きます。

ルート・シーは専任の運用チームでこの大規模サイトの更新・公開を担っています。ガイドラインにもとづく「ルール」、自社開発の「管理ツール」、そして「運用チーム」の3つを組み合わせ、約20年にわたって、日々の更新を安全かつ安定して支え続けています。

 

課題
  • 社内の複数部署から、毎日20〜30件の更新依頼が届く
  • 複数部署からの依頼の重なりや公開時刻の厳守が求められる案件がある
  • 料金や条件など誤りが許されない情報を扱う
実施内容
  • ガイドラインを共有し、依頼の出し方と公開までの流れをルール化
  • 自社開発の管理ツールで依頼・進行状況・過去の依頼を一元管理
  • 専任の運用チームが公開前の確認から終業時の相互チェックまでを毎日実施
成果
  • 毎日届く多くの依頼に安定して対応
  • 数百ページ規模の大型更新やサイト全体のSSL化にも対応
  • 約20年にわたり安定した運用を継続

情報の誤りが許されない、月間数百万PVの大手インフラ企業サイト

こちらのサイトはサービスの基本情報から各種お申し込み、キャンペーンのご案内など様々な情報を掲載しています。
多くの人が日常的に訪れ、ユーザーにとっては生活に欠かせない情報源です。サービスに関わる情報をひとつでも誤れば、企業の信頼にも関わります。

複数部署から毎日届く依頼を漏れなく、誤りなく公開し続ける

大規模サイトの運用では依頼主が一人ではありません。社内の複数の部署からそれぞれ異なる依頼が届きます。複数の部署から依頼が重なることもあれば、公開時刻を厳守しなければならない案件もあります。

そのなかで求められるのは毎日届く多くの依頼をひとつも取りこぼさず、誤りなく公開し続けることです。
こうした条件のもとで安全に運用するため、私たちは3つの体制を築きました。

依頼の受け付け方と公開までの流れをそろえる「ルール」、案件に合わせてカスタマイズした「管理ツール」、そして公開まで見届ける「運用チーム」です。
この3本柱で、大規模サイトの安定した運営を支えています。

 

POINT 01:ガイドラインと確認フローで依頼内容の認識のずれを防ぐ

運用に関わる各部署のご担当者とガイドラインを共有し、依頼の仕方や公開までの流れをルールとして定めています。複数の部署から依頼が届いても同じ手順で受け付け、同じ流れで公開まで進められます。

「誰が、何を更新するのか」も整理しています。たとえば、拠点ごとの案内ページでは項目ごとに「お客さま側で更新するもの」と「管理ツール経由で運営チームが対応するもの」に分けています。
内容が不明瞭な依頼や運用チームでは対応できない依頼はそのまま作業を進めず、確認・ヒアリングを行います。認識の齟齬を残したまま作業を進めて、事故を起こさないためのルールです。

 

POINT 02:自社開発の管理ツールで進行状況と過去の依頼を一元管理

私たちが開発し、案件に合わせてカスタマイズした管理ツール上でお客さまから更新依頼を受け付けます。進行状況は日別の一覧で確認でき、作業の遅れや公開漏れがないかをお客さまと運用チームが同じ画面で確認できます。

管理ツールには過去の依頼を検索する機能もあります。運用チームは同じ時期の過去と現在の依頼を見比べ、依頼漏れや更新漏れがないかを確認しています。
たとえば、昨年はページとバナーを更新していたのに今年はページのみの依頼だった場合には、運用チームからお客さまにご案内します。

お客さまにとっては前年にどのページやバナーを更新したかをすべて覚えていなくても依頼の抜けによる更新漏れを防ぐことができます。毎年くり返す更新ほど、この確認が安心につながります。

 

POINT 03:公開前の確認から終業時の相互チェックまで、毎日の確認を徹底

運用チームは「依頼を整理・確認する管理者」と「実際に作業する作業者」で役割を分けています。作業した人とは別の管理者が必ず確認する、このダブルチェック体制で日々の更新を支えています。

運用チームの一日は次のように進みます。

  • 朝:前日から届いた依頼を確認し、緊急のものはすぐに調整
  • 午前:当日公開の依頼を締め切り、優先して作業を指示
  • 午後:管理者がテスト環境で確認し、お客さまのご確認を経て公開
  • 夕方:すべての公開と翌日0時の予約公開を確認し、当日の公開内容をメールでご報告
  • 終業時:管理者同士で対応漏れを相互に確認し、翌日以降の手順をそろえる

誤字脱字はツールと目視の両方でチェックし、公開時刻の指定や同じページへの複数の依頼も管理者が調整しています。

こうした運用を支えているのが約20年、大規模サイト運用を支えてきた運用チームの知識です。依頼を機械的に処理するのではなく、蓄積した知識をもとに更新すべき箇所の提案まで行っています。

 

POINT 04:数百ページ規模の大型更新から、サイト全体に影響する改修まで対応

毎年恒例の大型更新では数百ページ規模で修正の有無を確認・調整します。公開後に振り返りを行い、翌年に向けて資料を事前に準備することで、先方のご担当者が替わった年も滞りなく進めています。

過去にはサイト全体を常時SSL(https)に対応させる作業も担いました。サイト全体のリンクや参照先を書き換える、影響範囲の大きい作業です。
並行して進めている更新案件は運用チームと情報を共有し、テスト環境で統合してから公開しました。
一括で置き換えられる箇所とページごとに手で直すべき箇所を切り分け、公開後は各ページを2名で目視確認しています。

 

お客さまの運用体制に合わせて、必要な仕組みを設計

この運用で培ってきたのは、特定のサイトだけで通用するやり方ではありません。
約20年の運用で蓄積したノウハウをもとにサイトの規模や業種、社内体制に合わせて運用の仕組みそのものを設計できます。
たとえば、こんなサイトの運用に向いています。

  • 複数の部署や拠点から更新依頼が届く
  • 公開日時が決まった更新や毎年くり返す大型更新がある
  • 更新漏れや公開ミスをご担当者の注意力だけで防いでいる

お客さまの運用体制に合わせ、依頼の受け付け方から管理方法、役割分担、確認フローまでを設計します。今の運用のやり方を大きく変えることなく、必要なところから仕組みを整えていくことも可能です。

 

仕組みと人の両方で公開後のサイトを安全に運用し続ける

このプロジェクトで私たちが提供しているのは単なる更新作業の代行ではありません。ルールの整備、管理ツールの開発、運用スキルを持つチームによる日々の対応、この3つをそろえた「安全に運用し続けられる仕組み」そのものです。

そして、仕組みをつくって終わりにはしていません。運用の中で見つかった課題や変化に合わせてツールやセキュリティの仕組みを更新し、実際の運用手順も日々見直しています。

サイトは公開してからが本番です。毎日の更新を安全に積み重ねる仕組みづくりから私たちは伴走します。

「更新依頼が複数の部署から届き、管理が追いつかない」
「公開漏れや更新漏れが心配」

そんな運用の課題があれば、まずは今の運用の流れをお聞かせください。依頼の受け付けから公開後の確認まで貴社に合った運用体制を一緒に設計します。

【サイト運用・保守について相談する】