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「生き方」を学ぶ、あたらしいプラットフォーム。
学びの窓口「FUKU+」の幕開け。

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日本福祉大学 社会人教育事業ポータルサイトリニュアル

概要

1953年の開校以来、従来の「福祉」の枠を超えて、すべての人が「自分らしく快適に生きること」に関わる人材の育成に取り組む日本福祉大学様。

大学事業以外にも社会人向け教育事業を展開し、日本福祉大学大学院・日本福祉大学通信教育部・日本福祉大学中央福祉専門学校福祉専門学校・FUKUSHI ACADEMY・日本福祉大学社会福祉総合研修センターという5つの機関を運営されています。
社会人の学びは、人生を豊かにするゼネラルアーツ(一般教養)としてのリカレント(学び直し)から、専門性を高めたり資格取得や再取得(リスキリング)まで、目的やゴールが多様。日本福祉大学様は5つの機関の運営を通じ、このような様々な学習のニーズに応える場を提供しています。

今回、社会人教育事業全体をより活性化させるため、「多様な学びの場」を総括するオリジナルブランドを構築する方針が決定しました。
そのブランド名は「FUKU+(ふくたす)」。
「FUKU+」はそれまでも個別のサービスを表す名称として使われていましたが、より広義に日本福祉大学様に蓄積した「知」を発信する社会人教育のブランドアイコンとなりました。
ルート・シーでは、この大きなプロジェクトに当初から関わり、サービスの方向性や情報をいかに統合するかといった議論に参画しました。

また、制作において「FUKU+」サイトは「サービスの紹介」という単純なものではなく、次の役割を担うことになりました。
・「FUKU+」を世に打ち出すブランディング
・日本福祉大学が提供するサービスの価値・魅力を表現
・運営する5つの機関を統合した情報発信、各機関のサイトへの窓口

その役割を実現すべく、ルート・シーでは以下のことを行いました。

1.ブランディングを体現するデザインの作成
「FUKU+」は、専門職のキャリアアップを目指す方だけでなく、「学びを通して成長し、社会で活躍し続けたい」というすべての方のための学びのプラットフォーム。
そのため、サイトでは学びのハードルを下げるために「親しみやすさ」を大切にしながら、「活発さ」「知的さ」「希望」を表現。さらに、大学サイトで用いたスケール感のある写真や配色を継承。
日本福祉大学様での学びが明るい未来につながることを示したデザインを作成しました。

2.ユーザーの体験を最大化する最適な情報設計
サイトが5つの機関の窓口となることを前提に、ターゲット像の設定、サイトに掲載すべき情報とその優先順位の設定を行いました。
その過程では、デスクリサーチや実際の受講生へのインタビューといったUXリサーチを実施。
受講の背景や情報収集の方法、受講の決め手、そして必要な情報のあり方などを導き出し、その結果を指針とすることで、ユーザーが求める情報にたどり着きやすい情報設計を実現しました。

3.ユーザーと管理者、双方の使いやすさを追求したシステムの構築
講座を探すユーザーが求める講座を簡単に見つけられるよう、講義形式、費用、開催曜日、カテゴリといった複数の軸で検索できる機能を構築。
さらに、大学様が講座やお知らせという情報を登録から公開・管理までを一元化できる機能を構築しました。
どのような機能が必要かという企画段階から、設計、構築まで、すべての工程を一貫して対応。「FUKU+」サイトがユーザーにとっても、管理者にとっても活用しやすくなる環境を実現しました。

さらに、日本福祉大学様が運営する「FUKUSHI ACADEMY」「日本福祉大学社会福祉総合研修センター」のサイトも順次リニューアル。
「FUKU+」のブランドを継承しながらも、各サービス独自のイメージを表現したデザインを作成。また、それぞれのページで伝えたい内容を整理・ヒアリングし、設計段階から見直しを行いました。

これら3サイトのリニューアルやプロジェクト全体を通して、「FUKU+」の発展と、日本福祉大学様が提供する学びの魅力訴求を形にすることができました。
「FUKU+」そして日本福祉大学様の成長は続いています。
ルート・シーは、これからも日本福祉大学様の成長を支え続けてまいります。